タモリ断層~ブラタモリをあるく【道後温泉 タモリ断層】

2016年2月7日に放送された
NHK『ブラタモリ』は、
道後温泉で収録されたものでした。

当時のアナウンサーは
まだ独身だった桑子真帆でした。

放送では道後商店街からスタートし、
道後温泉本館~道後公園の湯釜薬師
~石手寺へと移動し、

続いて道後に温泉が湧く
仕組みを探るためと、
道後温泉の裏山へ向かいました。

はて?この裏山というのは
どこにあるのでしょう?

今回はその場所も含めて、
タモリさんが歩いた道のりを
訪ねてみることにしましょう。

なお『ブラタモリ』#30道後温泉
100万人の湯はどうできた?
はYouTubeに上がっているので
見ることが出来ますし、

角川書店から書籍も出ています。
興味のある方はご覧になってください。

本の中でタモリさんは、
「この一年で一番気に入ってるのは
松山・道後温泉の時に
訪ねた崖の写真ですね。

岩脈が貫入しているところ。
あんなの身近なところでは
なかなか見られないですよ」
と語っています。

放送でも「谷間と割れ目」で
盛り上がった断層の写真がこれ。

場所は松山市祝谷東町乙813-8
介護付有料老人ホーム
『さらさ道後』の前にあります。

ちなみに本ではこの裏山を
「冠山」と誤って紹介していますが、

正しくは「冠山」は
本館すぐ側にある丘です。

タモリ断層のある山とは
全く別物ですよ。

そもそも「冠山」は
市営の駐車場ですからね。

「冠山」については当ブログの
「お菓子の神様とミステリーな石段」
で紹介しています。

この後、2人は昔の鉄道跡を訪ねて
道後の住宅地に入りますが、
民家にあたるのでここでは省略。

最後は道後温泉駅前の
「坊っちゃんカラクリ時計」
の横にある「足湯」に浸かる
タモリさんと桑子アナ。

ちなみにタモリさんが
松山市に来たのは、
これで二回目。

道後温泉には一度も
入ったことはないそうです。

初めて訪れたのは1986年。

まだ番組開始4年目だった
『笑っていいとも』
の公開生放送で、

当時落成したばかりの
愛媛県民文化会館
(現ひめぎんホール)の
こけら落としで来松しました。

桑子真帆アナは
現在『ニュースウォッチ9』
メインキャスター。

2017年12月31
『第68回NHK紅白歌合戦』
の総合司会を務めました。

このロケに来たときは
独身でしたが
その後、結婚。

今は離婚してしまいましたね。
時の流れは早いものです。

↑道後公園内(湯築城跡)にある湯釜です。
一説によると奈良時代に造られたものとか。

断層を案内してくれたのは
愛媛大学の地質学が専門の高橋先生。

先生によると、道後温泉は
“非火山性の温泉”だそうです。

崖の地層に茶色っぽい
割れ目がありますが、

この割れ目が
温泉のポイントの一つ。

温泉には水と熱源と割れ目
(出入り口)が必要。

雨が地下に染みこみ、
熱源で水が温められ、

その温められた湯
(源泉)が地上に出る。

熱源は地熱。

火山のない土地では
100m深くなるごとに
3℃上がるそうです。

一行は温泉の出口の
仕組みを探るため、
本館に戻ります。

そして冠山から眺めると
本館の北側に谷間が
あることがわかります。

北と南の谷間は
直線的につながっていて、

道後温泉本館は
その直線上に建っています。

谷間が直線で結ばれている
という地形は…推定断層。

道後温泉は
推定断層の上にあり、

断層が作った地面の
割れ目が、お湯の出口に
なっているというわけです。

実際に本館横には
傾斜があって、

その変わり目のところ
(断層)に源泉がありました。

地元の人でもほとんど
理解できていない
道後温泉のしくみのお話でした。

聞いてもよくわかんないけど。
気持ちよければいいんです。

次回は『道後温泉駅「スタバ道後温泉駅」』(予定)です。

前回は『道後で墓マイラー』でした。