スタバ道後温泉駅【道後温泉 道後温泉駅】

『道後温泉(裏)観光ガイド』
第7回目は、スタバ道後温泉駅です。

2017年12月22日(金)のこと。
伊予鉄道道後温泉駅の駅舎が

一棟まるごとスターバックスの
店舗となってオープンしました。

もともとこの建物は、
1911年(明治44年)に施工された

明治洋風建築の旧駅舎が、
1986年に新築、復元されていたものでした。

そして2017年、伊予鉄道が創立
130 周年を迎えたのを機に、

駅の利便性向上を目的に
リニューアルされ、

「スターバックスコーヒー
道後温泉駅舎店」

としてオープンした
というわけです。

ここは松山観光の拠点駅でもあり、
人出も多い場所なので、

気軽に立ち寄れる
カフェが誕生したことは大きく、
ますます道後が便利になりました。

1 階のバーカウンターは、
電車が行き交う様子が見えるよう

後ろに窓が設けられ、

2 階の客席には
枕木とレールで作った
テーブルを配するなど、

鉄道に関連した
おしゃれな内装になっています。

ちょっとした
待ち合わせにもいいですね。

路面電車なので駅舎に改札はなく、
プラットホームへの出入りは自由。

記念撮影も思いのままです。

記念撮影と言えば、
道後温泉駅には展示線があり、

運が良ければ
「坊っちゃん列車」が停車
していることがあります。

ちなみに「坊っちゃん列車」
という名前は、

夏目漱石の小説
『坊っちゃん』から来ていて、

その中で漱石は、
坊っちゃん列車のことを

【マッチ箱のような汽車】
と形容しています。

当時のものは蒸気機関車で
石炭が燃料でしたが、

現在復元されている車両は
ディーゼルになっています。
(下の写真は列車に軽油を給油している珍しいシーンです)

運賃は一般の市内電車は160 円ですが、
坊っちゃん列車は大人800 円とちょっと割高。

しかし、蒸気も吐けば汽笛も鳴るので
観光気分は満喫できると思います!

道後から松山市駅まで約25 分間、
ゴトゴトと揺られてみてはいかがですか。

道後温泉駅界隈の
もうひとつの撮影スポットは、

駅前の放生園にある
「坊っちゃんカラクリ時計」。

平成6年(1994年)、
道後温泉本館百周年を
記念して作られました。

午前8時から午後10 時まで、
1 時間ごと(季節によっては30分ごと) に

道後温泉らしい音楽とともにせり上がり、
小説『坊っちゃん』の
キャラクターが次々登場します。

また隣には、道後温泉の
源泉を使った「足湯」もあります。

タモリさんも浸かった足湯です。

そして駅の北西には、
2017年11月1日に
オープンしたばかりの「手湯」を備えた

「道後温泉第4分湯場」もできて、
ますます活気づいています。

「道後温泉第4分湯場」の場所は
駅から見える稲荷神社の境内にあります。

ちょっとマニアックな楽しみ方

道後温泉駅横には伊予鉄道の
バスのりばがありますが、

駅前広場が狭いため、
引き上げ線の北側に

路線バス用の
ターンテーブルが設けられています。

よく立体駐車場にある
方向転換のためのアレです。

道後温泉駅に着いたバスは
この上で回転します。

松山空港線(普通便)では
乗客を乗せたまま方向転換するため、

バスに乗って楽しむ
という方法もありかもしれません。

実は路線バスだけではなく、
坊っちゃん列車も
方向転換のために回転します。

それが2001年に
復元坊っちゃん列車が
運行開始になった際、

地元では「方向転換のため駅員が、
車両を“ せーの” で持ち上げて回している」
との噂が広がり、

終着駅の松山市駅と道後温泉駅には
物好きな野次馬が押し寄せたものでした。

実際には下の写真のように、
列車に内蔵された油圧ジャッキを使って

線路上でジャッキアップし、
人力で車両を180 度
回転させるしくみになっています。

拍手はいりませんよ(笑)。
レアなので見逃さないよう
見ておきましょう。

次回は『現代の姫塚・達磨寺』です。

前回は『タモリ断層~ブラタモリをあるく』でした。